前回に引き続き、F35の製作を進めます。
本体色の塗装を完了したので、細部を修正や塗装をしつつ、スミ入れやギアの製作を行います。
スミ入れはギアの製作の後にまとめて行う方が効率が良さそうなので、先にギアの組み立て、塗装をしました。
ギアに取り付ける部品は少ないうえに接着面がハッキリしているため、わずらわしさを感じることはありませんでした。
スミ入れに使うエナメル塗料は本体色にはXF-1 フラットブラック、ギアやギアベーンの内部はXF-63 ジャーマングレイを使いました。
塗料を乗せて乾燥後、エナメル溶剤を含ませた綿棒で不要な塗料をなぞり、除去していきます。比較的発売から年月が経っていないためキットのモールドに沿って塗料はそこそこ流れてくれます。機体側面のモールドの彫りが甘い部分は流れてくれないため、スミ入れ後に改めてリタッチしようと思います。
順序が前後してしまいましたが、ギアの細部も塗装を進めます。ジャッキ部のシルバー、タイヤのブラックをそれぞれ筆塗りしました。
これまで手つかずだったキャノピーですが、内部からスモークグレーを塗装します。
F-35のキャノピーはかなり暗めの印象ですが、画像検索をしてみるとキャノピー越しに景色などが透過して見えるため、サングラスのような暗めスモークではなくても良さそうです。
(画像はwikipediaのパブリックドメインの画像です)
キャノピー内部のモールドは脱出時にキャノピーを破砕させるキャノピーブレーカーのようです。キットには「グレードアップ工作」として、この部位を再現させるデカールが付属しています。デカールを張り付けた際の段差が目立ちそうなので、今回はデカールは使わずに進めようと思います。
広い面積に対して、均一にクリアーの色を吹くのが苦手なので何度かやり直すことになりました。ひとまずこれで良しとします。
部品単位の塗装が完了し、全体像が見えてきました。残っている工程は以下の3点です。
- リタッチをしつつ、機体に各部品を取り付ける
- デカールを貼り付ける
- トップコートの吹き付け
デカールはある程度の量が用意されているので、完成まではもう少し時間がかかりそうです。