前回開封レビューしましたハセガワのF-15Jの製作を始めました。
いつも通りコクピットの製作から進めます。
コクピットの計器盤にはあらかじめモールドが施されており、このモールドに塗装を加えるか、モールドを削り取ってデカールを上から貼り付けるかを選択することができます。
普段は、モールドの上からデカールを貼り、軟化剤を加えてモールドに沿わせる方法で進めています。
今回使用する他社製のデカールのコクピットの計器盤の配置がキットオリジナルのものとだいぶ異なっており、モールドを削り取る必要があります。
デザインナイフやヤスリなど使い均していきます。せっかくのモールドがちょっともったいないですね。。
操縦席の色はキットの説明書通り、Mr.カラーの73番エアクラフトグレーで塗装します。先に下地色としてに黒を吹いています。
座席後方の機器室は白で塗装しました。(説明書の指定では青竹色)機器室は白色のほかに具体的な塗り分けがあるようですが、キャノピーを閉じた状態では見えないため、手を抜いた形になりました。
説明書と実機写真ではところどころ食い違うため、気になる場合はネットで画像検索して確認をしながら製作を進める必要があります。
自衛隊機は目にする機会や資料の入手性が高い分、どの程度まで再現するか悩みますね。
コクピットが出来上がったら機首へ組み込みます。
機首内部も同様に黒⇒エアクラフトグレーにて吹き付けています。
さすがのハセガワ製、機器室の箱組をしっかり行う必要はあるものの、コクピットがぴったりと収まります。
続いて胴体部の製作です。
上下の胴体部を貼り合わせる前にインテーク周辺の製作を行います。
インテーク内部の白い部位は実機写真では汚れが散見されるため、エナメル塗料を残しつつ拭き取り汚れっぽさを出してみました。
ダクト部も同様に気流の流れを意識しつつエナメル塗料のふき取りを行ってます。
内部の部品を取り付けます。説明書通りに製作を進めると写真のように一部無塗装になります。組んでしまうとほぼ見えない位置なので問題はないと思いますが、気になる人は要注意です。
このタイミングで20mmバルカン砲のパーツも塗装し、取り付けます。
インテークダクトの取り付けは前方から尾翼側へ平行にスライドさせるようにして取り付けるとスムーズに取り付けられます。何年も前のキットですが、インテークの合いはとても良いです。
インテークパーツを取り付けた胴体部を貼り合わせて胴体部完成です。
これまでの感想としてはパーツの合いがとても良いことが印象的です。特にインテークダクトの取り付けは微妙なカーブのある部品ですが、しっかりとフィットしたので、驚きました。
各部のモールドを彫りつつ、次回は主要パーツを接着していこうと思います。