【製作記】ハセガワ 1/72 F-2A その4

今回はF-2Aの本体色の塗装作業を行います。

まずはサーフェイサー、いつも通りMr.サーフェイサー 1000で下地を整えます。

次にグレー。水平尾翼の両端や主翼付け根、レドームなどが部分的にグレーで塗装する指示があるため、Mr.カラーの305番、317番で各部を塗装しました。

次は特徴的な青色の洋上迷彩の塗装です。

使用する塗料はMr.カラーの374番シャロウオーシャンブルー、375番ディープオーシャンブルーを使用します。この2色はGSIクレオスが特色セット、航空自衛隊機洋上迷彩色として発売していたアイテムのバラ売り版になります。

洋上迷彩の2色青色は自然光の下での映り具合で色々な解釈があるため、コレ!というものが個人的に定まっていないというのが正直なところです。

全体に374番を塗装し、マスキング後に375番を上から被せる形で塗装します。

マスキングにあたり説明書の塗装指示書を参考にします。塗装指示書は縮小されているため、拡大コピーし、切り抜きます。

10000÷n(縮尺率)で拡大すべき倍率を求めることができます。今回の場合、塗装指示の縮尺は50%と55%なので200%、182%それぞれ拡大コピーしました。

必要箇所を切り抜いた紙に撚ったマスキングテープを縁に沿って貼ることで、若干の隙間を作りボケ幅を出します。

二次元の型紙を三次元へ貼り付けるので、曲面などは窮屈になりますが、サイズ感はまぁまぁといった感じです。

マスキングを各所に施しました。先に濃い青を塗装しても良かったかもしれません。。

ざっくりと塗装を行いました。2色とも思った以上に発色が鮮やかで、特に調色する必要もない印象を受けます。ところどころ塗料が回り込んでしまっているところがあるので、タッチアップをしてイメージに近づけていくことにします。