今回はF-15Jの金属部と脚部の塗装から再開です。
エンジンノズル付近をクレオスの8番シルバーで塗装します。実機の写真を見ると、よりノズル側は色味が異なるように見えたため、ガイアノーツのスターブライトシルバー(121番)で塗り分けてみました。
比べてみるとクレオスのシルバーがマットな質感で、ガイアノーツのスターブライトシルバーの方がギラついている印象があります。
残りは指示通りノズルを28番、エンジン内部を61番でそれぞれ塗装しました。
エンジン部以外の金属色も塗装していきます。給油口は57番の青竹色、コクピット後部を8番のシルバーでそれぞれ塗装します。キャノピー枠の茶色はウッドブラウンの指示でしたが、10番のカッパーで塗装しました。
次はギアの塗装です。ガイアノーツの徳用色、Ex-ホワイトで塗装しました。ノーズギアの着陸灯は2つあり、そのうち片方はクレオス305番、グレーFS36118で塗装する指示があります。305番を使用するのはここだけなので、手持ちで持っていない場合は適当な濃いグレーでお茶を濁しても良いと思います。
タイヤ部を137番タイヤブラック、ジャッキ部を8番シルバーで塗り分けた後、スミ入れを行い作業完了です。
全体を軽めのウォッシングをした後、ギアを取り付けていきます。
ここで気が付いたのですが、ノーズギアの基部を前後逆に取り付けてしまっていました。機首部に挟み込んでしまっているため取り返しがつきません。。
とは言え、ギアの受け口の造りはざっくりしたものだったので、プラ板ででっち上げることにしました。ノーズギアを取り付けたところ、思った以上に接合部が目立たないので、これで良しとします。
ノーズギアの次は、メインギアの取り付けです。近年のキットのようなしっかりとしたガイドがないので、難易度はやや高めの印象でした。
ギアが付いたF-15を見るといつも思いますが、ノーズギアが細長く、ここだけ華奢なイメージがあります。
接着したギアの乾燥を待つ間に他のパーツの組み立てに入ります。
パイロンは振れ止めと発射レールを取り付けます。振れ止めが別パーツになっているのは塗り分けが容易になるため有難いですね。
鬼門のエンジンノズルの組み立てです。
タミヤのウェザリングマスターやエナメル塗料で焦げを表現したノズルを円状に組んでいきます。パーツ同士の合いを調整しながらの組み立ては難易度が高いですが、焦らず根気よく進めます。
各部の大まかな塗装と組み立てが終わり、全体像がだいぶ見えてきました。
次回は細部塗装とデカールです。