製作中のF-2Aの塗装がおおむね完了したので、細部塗装を進めつつ、デカールを貼り付けていきます。A型の製作では第３飛行隊を再現することになります。この部隊のマークは兜武者。とても日本的で良いデザインだと思います。
同じ航空自衛隊のF-4やF-15のキットに比べるとコーション系のデカールが少ない印象を受けました。
ウォークウェイライン（機体上部に走る白い線）もデカールで再現することが可能ですが、後部の上面ギリギリに走る箇所は余白が邪魔をして綺麗に貼り付けることが難しいです。
余白部を予めデザインナイフなどで切除するか、マークソフターなどでシナシナにさせながら位置を調整すると良いと思います。
個人的にはウォークウェイラインが洋上迷彩の境目と被ってしまうのがちょっぴり残念です。
翼端灯(?)を再現するためのデカール54番、55番も同様にデザインナイフであらかじめ余白部を切り出さないと既定の箇所に収まらないので注意が必要です。
面倒なため、後回しにしてしまっていたギアなどの小物の塗装も進めます。
ジャッキ部はMr.カラーの８番シルバー、タイヤ部はいつも通り、はみ出てもふき取りが可能なエナメル塗料の艶消し黒(XF-1)でそれぞれ塗り分けました。
デカールと細部塗装を行ったので、機体の情報量が増えてきました。
各部の作業の抜け漏れがないか確認しつつ、最終組み立てへ進んでいきます。
