前回、組み立て前の下準備が済んだため、主翼・胴体などを組んでいきます。
接着したところ、主翼・胴体ともに接合部が目立ちました。おそらく機体のパネルラインに沿った接合部と思われますが、ほかのパネルラインに比べ太いため、違和感があります。
今回は溶きパテを使い、接合部を埋めることにしました。パテの盛り付け後、紙やすりなどで表面を均していきます。
コクピットは前回の製作で概ね仕上がっていたので、キャノピーもこのタイミングで接着しました。キャノピーの透明感は良いものの、形状が微妙に歪んでいます。接着面を若干削ってはみたものの、劇的な改善にはなりませんでした。遠目で見ればそれっぽいので良しとします。
作業後にサーフェイサーを全体にかけて表面をチェックします。隠しきれない段差や凹みがあれば、パテの盛り付けと切削作業を繰り返します。
この手の表面処理は地味な作業でとても苦手なのですが、手を抜くと完成後に粗が目立ち、後悔することになるので嫌々ながらも進めます。
表面の状態がなんとか納得できるくらいまでになったので塗装に進みます。
パッケージ裏にはレベルペイントなる塗料を使用するよう指示がありますが、手元にはないためMr.カラーを使います。ハセガワのクフィルの塗装指示より、迷彩には310,312,313番を、機体下面には314番を使用しました。
迷彩の塗装順序は310番 > 313番 > 312番の順としました。
普段の迷彩塗装では境界をぼかし気味にするのですが、実機写真では境界がハッキリとしているため、これに倣いました。
一通り全体の塗装が終わりました。スミ入れ、デカールの貼り付けに備えクリアコート(半光沢)をかけて今回は終了です。