ハセガワの1/72スケールキット、F-2A/Bを製作していきます。
飛行機模型でお決まりのコクピットの組み立てからです。
今回は単座型のA型を製作するので、シート、操縦桿、パネルなどは1セットのみ使用します。
機内色はMr.カラーの317番が指定されています。大体のハセガワキットの場合は73番(エアクラフトグレー)が指定色なので、イメージよりやや暗い色です。
コクピットパネルとサイドコンソールにはモールドがなく、デカールでの表現一択です。
ただ、パネルの大きさに比べてデカールがやや大きい気がします。主要部は余白部を切り取って何とか収めることができましたが、81番と82番のデカールに関してはオミットしました。
機首部には5gのオモリを入れるよう指示があります。
釣具店で販売されているオモリをバラバラにしてエポキシパテとともに機首部に詰め合わせました。おそらく5グラムは大幅に超過していると思います。かなりフロントヘビーになりましたが、これで尻もちの心配はまずないでしょう。
コクピットとオモリを機体下部に取り付けたらメインギアの格納庫の部品を取り付けます。
格納庫内は、組み込む前に塗装とスミ入れをしておいた方が製作を楽に進めることができます。各部をガイアカラーのEx-01(EXホワイト)を塗装し、タミヤエナメルのXF-63(ジャーマングレー)をスミ入れしました。
コクピットと格納庫の部品のほかに水平尾翼を取り付けるためのポリパーツを取り付けたら、機体上部のパーツで挟み込みます。
パーツの合いは良好ですが、機体後方側面に合わせ目が僅かに出来てしまったのでエポパテで隙間を埋めてあります。
説明書には特に記載がありませんが、タービンブレードのパーツ(K9)の取り付け部位が挟み込み後も見えるため、Mr.カラー61番(焼鉄色)で塗装しました。
エアインテークも組み立てましたが、胴体との隙間が塗装しにくそうなので胴体部との接着は後回しにします。
これで胴体部の挟み込みまで終わりました。接着剤とパテが乾燥したら表面処理を進めていきたいと思います。