【キットレビュー】フジミ 1/24 アルテッツァ RS200 Zバージョン

フジミのアルテッツァが完成しました。

実車の紹介とレビューを載せていきたいと思います。

キットについて

前回、塗装作業まで終えたので各部を組み立てていきました。メッキ処理が施された灯火類やミラー部はエポキシ接着剤を使用して取り付けました。のりしろが狭いため、固定にはやや苦労しました。

ボディをシャーシへ取り付けは思った以上にタイトで上手くはめ込むことができなかったため、ツメを削るなど、クリアランスを調整して取り付けました。

実車の紹介

アルテッツァはトヨタ自動車が1998年から2005年まで発売したミドルスポーツセダンです。車名は「高貴」を意味するイタリア語が由来となっています。

当初はコンパクトボディのFRセダンというコンセプトで開発されたものの、途中で他のスポーツセダンとの統合や、BMW・3シリーズ、ベンツ・Cクラスなどの欧州のプレミアムブランド車の対抗馬をレクサスが求めていたことから、スポーツセダンとプレミアムセダンの両方の性格を持つ車として誕生しました。

このため、外観はショートオーバーハングとロングホイールベースの車体に17インチの大径ホイールを装備するスポーツカーらしいデザインに合いあげられつつ、内装には専用のシートや本革巻きステアリングやメッキパーツをあしらったオプションが用意されました。

海外では、レクサスブランドからエントリーモデルであるISの初代モデルとして販売されました。

総評

久しぶりのカーモデルでしたが、綺麗な表面で仕上げるのは難しいなという感想を改めて持ちました。

アルテッツァはショートオーバーハングのスポーティーな印象に、キリっとしたヘッドライトの組み合わせがとても好きなデザインだったので、いつかは組み立てたいと思っていた車です。

塗装段階で何度も失敗したためモチベーションが下がり完成が危ぶまれましたが、どうにか形になってくれました。アルテッツァの特徴的なスタイリングをよく再現できていると思います。

使用する塗料は少なく、工程自体はシンプルなのですが、先述の通りメッキパーツの接着がしにくいほか、パーツの合いは僅かながらズレや隙間が生じるのでクリアランスを調整しながら組み立てる必要がありましたので、ババっと形にしたい人には不向きなキットかもしれません。