先日、ホビー2000の1/72スケールキットOA-4Mスカイホークを購入しました。
スカイホーク系列の機体はこれまで作ったことがなく、フジミのA-4を探していましたがなかなか入手できる機会に恵まれずにいました。そんな中、エアフィックスやホビーボスから1/72スケールのスカイホークのリリースアナウンスがあったため、海外メーカーのA-4キットをアマゾンで物色していたところ、見つけました。
ホビーボスのキットも魅力的ですが、6,000円弱という強気な価格設定に手を出すか悩んでいたところ、3,200円ほどで発売されていたので、このキットに決めました。先ほど確認したら4,000円で発売されていたので、結構価格が上下しているみたいです。
ホビー2000はポーランドのメーカー、アルマホビーのブランドとのこと。
OA-4Mは海兵隊の前線航空管制官仕様のスカイホークです。練習機として複座化したTA-4Fをベースに23機が製造されました。
戦線で攻撃機を統制して味方への誤爆を防ぎ、地上部隊の安全確保を主任務とします。任務の特性上、低速の観測機を使用することが多くありましたが、ベトナム戦争以降は対空兵器が発達したことで高速性能が求められるようになりました。
キットを見ていきましょう。清潔感のあるシンプルなボックスアート。機体のイラストや文字、帯などは光沢感が与えられています。
箱の厚みはハセガワやタミヤのものに比べてやや薄いです。
説明書はペライチの用紙に集約されており、表がカラーガイド、裏が組み立て指示になっています。カラーガイドはMr.カラー、タミヤカラーのほかに、Model Master,AMMO,REAL COLORS,HATAKAの計6種類が記載されています。
本体部分。前回製作した機体がF-15なので、より小さく感じます。
キットはシャープなスジボリが施されています。
主翼ランナーと複座仕様の機首部品です。主翼前縁のスラットは開閉選択式です。
パイロンや燃料タンク、コクピットの構成部品など細かい部品類はこの2つのランナーに集約されています。
ギアやコクピットパネルのディテールも良好でした。
単座用のキャノピーと複座用のキャノピーの各開閉状態、合計4つのキャノピーが付いてきます。
タイヤとキャノピーに貼り付けるマスキングシートも付属していました。精度が気になるところです。
デカールはそれほど多くないので、サクサク進められそうです。
単座型用の機首やキャノピーパーツもそのまま入ってるので、不要なパーツがボチボチ出そうな雰囲気です。
実機の写真はかなり汚れが目立つので、それに倣ってウェザリングをちょくちょくいれながら進めていこうと思います。