【開封レビュー】ハセガワ 1/72 F-35 ライトニングⅡ(A型)

今回ご紹介するキットはF-35 ライトニングⅡ(A型)“航空自衛隊 第302飛行隊”です。

まだ完成していないため、まずは開封レビューをしようと思います。

このキットはF-35Aのキットに航空自衛隊 第3航空団 第302飛行隊のマークのデカールを追加した限定品になります。2020年8月に3,000円(税抜き)で発売されました。

まずはパッケージ。限定版特有の写真パッケージです。垂直尾翼のオジロワシの部隊マークがこのキットの最大のウリと言っても過言ではありません。

まず驚くのがAランナーとBランナーの構成です。主翼、水平尾翼、コクピットブロックが全て一体化されています。

コクピットのパネルスイッチ類も再現されています。F-16と同じように操縦桿は座席の右側に取り付けるレイアウトです。

エンジンノズルには特徴的なギザギザが設けられており、エッジがしっかりしています。

意外とデコボコしている下面。ギアベーンの情報量はやや少なめです。

CランナーとDランナー。パーツ点数は少なめです。

エンジンノズルのディテールもしっかりしています。

インテーク内部のパーツに穴が出来ていますが、組み立てるとあまり目立たないので、それほど気にする必要はなさそうです。処理するとしたらインテーク側の一つ目だけで十分かと思います。

部品が集約されたEパーツとパイロットだけのFパーツ。パイロットは右手に操縦桿を握っていますが、独立した部品も用意されています。

コクピットパネルは台形ではなく、長方形。このあたりからも時代の流れを感じますね。

ボリューム感のあるキャノピー。

中心にラインが通っていますが、実機にあるラインを再現しているようで、別途デカールも用意されています。

クリア成型のスタンドパーツが付属します。

デカールはほぼ灰色。日の丸とオジロワシはグレー、大きさも控えめです。

コーションマークはなく、パネルラインに沿ったグレーのラインがほとんどを占めます。ひとつひとつ部分塗装するのは面倒なので、嬉しい配慮です。今回は塗り分けず、このデカールをメインに使おうと思います。